木工講座

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 3-2 埋木の切断
 
 木ネジの頭を隠すために「埋木(円柱の木材)」を木槌で打ち込みます。このとき部材の表面より出た部分を切り落とすために刃に「アサリ」がないノコギリを使用します。アサリがないことで部材の表面に傷が付きにくくなります。
 当社では「ライフソークラフト145」という商品になります。使い方は、写真右のようにノコギリを持つ手の反対の指で刃を押さえつけながら挽きます。
  埋木切断中
 
ライフソークラフト145
ライフソークラフト145
  埋木切断後

 埋木は市販の丸棒を使用するか埋木錐を使って作ります。埋木の作り方は「4-1 埋木作り」をご覧ください。
    埋木切断後
 
   
  皿取錐で穴をあけ木ネジで固定する。   穴に木工用接着剤を塗り、埋木を打ち込む。表面より出た部分をライフソークラフト145で切断する。
 
 埋木が途中で折れた場合の対処法
 埋木は、「4-1 埋木作り」の方法で作ると穴の方向に対して繊維が横方向になります。この埋木を打ち込んだとき、写真右のように途中で折れる場合があります。途中で折れた場合は、次のようにすると残った埋木を抜くことができます。  
 
 まず、接着剤が乾く前に木ネジ(細いほうが良い)を残った埋木にねじ込みます。木ネジは電動ドライバーを使うより手回しのドライバーを使うほうが良いです。  
 
 木ネジの先が下の木ネジの頭に当たっても更に回します。すると埋木がだんだん上がって抜けるようになります。
 埋木が抜けたら新しい埋木打ち込んでください。
 
 
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