作図ヒント

 「もでりん」でよく使うテクニックやヒント集です。 2019/5/9更新

 

(共通)

材料の登録

色分け表示

一括サイズ変更

木を置いた後の移動と寸法変更

 

(V2・V3)

ほぞ穴の設計

三角形の部材

木口加工

 

共通

 材料の登録 その1

・材料は予め登録してあるものを参考に、ホームセンターなどで、入手可能なサイズを登録しておいてください。
・名称には 1×4 のほかに、1×4 1.8M などと最大長を入れたり、ホームセンターの略称を入れて、
 ホームセンターごとに寸法の違う材料を分けたり、工夫して登録してください。

 

 材料の登録 その2

・材料の登録をする前に、入手した木材のサイズを必ず実測することをお奨めします。
 2×4 と表記されていても、実際には数ミリの誤差がある場合もあります。
 またホームセンターによっても若干のばらつきがあります。
 実際に近くのホームセンターで販売されている2×4材を調査したところ、幅方向で最大で3ミリ・厚みで2ミリ程度の誤差がありました。



  色分け表示は、同じ部材で同じサイズの部材を区別するための機能です。

  色分け表示することで、部材が正しく配置されているか確認しやすくなります。

  例えば同じ長さでないといけない箇所が、数ミリ違っていると別の色で表示されますので

  すぐに見つけることができます。

 図1.寸法がきれいに揃っている場合。

 

図2.天板の手前から2番目の板の長さだけが違っている場合。


寸法違いが見つけやすくなります。

一括サイズ変更
複数選択中に+-ボタンか電卓ボタンで寸法を変更すると、複数選択された全ての材料の寸法が変わります。
一度にまとめてサイズ変更したいときに便利です。 (材料の変更も出来ます。)

複数選択は立体図でShiftキーを押しながらクリックします。


↓ 4本の足を伸ばしたところ。  

 
 

部材の移動と寸法変更

  ・部材の上にカーソルを移動すると、十字の矢印のカーソルが出ます。
十字の矢印が出ているときは左クリックしたままマウスを動かすと移動が出来ます。

   さらに、部材の両端何れかにカーソルを移動させると、今度は左右の矢印のカーソルが出ます。
このとき左クリックしたままマウスを動かすと部材の寸法が変更できます。
 
  長さ変更と位置移動のアイコンの変化

   位置移動時   
   長さ変更時         


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ほぞ穴の設計

もでりんには「ほぞ穴」などの木材をくり抜いたりする機能はありませんが、
ほぞ穴の寸法をどうしても記入したい場合は、下記の方法をお試しください。

 

1.「材料登録・編集」ボタンを押し、「その他」のタブを選択します。

次に、「追加」ボタンを押して、最後の空白行に下記の内容を入力します。

・名称に「ほぞ穴用」などの材料名を入れます。(名前は何でも構いません。)
・厚みは穴を開ける材料と同じか、1mm程大きくします。
・幅・最大長は任意ですが、ここでは最大150mmまでにしておきます。
・単価・比重は0にしておきます。
・種類はその他、配置は自由を選択します。
・部材色は任意ですが、ほぞ穴とわかる色にした方が見やすくなります。下の設定では
 白っぽい色にしました。

・ 最後に「閉じる」を押して、設計画面に戻ります。

 

2.ほぞ穴を開けたい材料を追加します。

 

3.「追加」ボタンを押します。

4.その他のタブをクリックし、(1).で登録した「ほぞ穴用」の部材を選択します。

  

4.電卓ボタンを押して、ほぞ穴の長さ(横)と幅(縦)を設定します。

※自由配置にチェックすると幅を設定できるようになります。

 

5.数値を変更すると次のように表示されます。

 

6.マウスで左上に移動します。

 

7.左上を原点として考え、「指定場所への移動」で穴を開けたい位置に移動します。

※原点は四隅のどこでも構いません。わかりやすい位置から移動してください。

 

8.左上から右へ180mm手前へ120mm移動させました。

 

9.立体図はこのような感じです。

 

 

10.これで「寸法図」ボタンを押して、寸法図で寸法の入力が出来ます。

ほぞ穴の設計

 

注意:.木取り図に「ほぞ穴用」の部材が表示されますが無視してください。