その他の工具
トリマー、電動ドリル、スピードコントローラ、ドリルスタンド、フォスナービット(Φ26)、皿取錐と埋木錐ドリルセット、ドリルストッパー、トリマービット(サジ面、コロ付ぎんなん、Φ3、Φ16ストレート)
小型の家具で一通り工具の使い方をマスターし たので、今回大物に挑戦してみました。壁面収納 をイメージして天井ぎり ぎりまでのスペースを使った作品です。仕上げは 木目の美しさを見せたいため、透明の艶消しウレ タンニスを重ね塗りして います。
乱雑に置かれた小物類や 本 箱、ハイチェストなどの中 身を 全部収納できる容量を検討 しイ メージを作りました。
もでりんV3でレイアウ ト、 木取図を使って部材の寸法 図を 印刷します。材料は、厚み 15 mm、幅400mm、長さ 18 20mmのラジアタパイン 集成 材が、全部で27枚必要で し た。
木材は通販で買っためカ ット は自分で行いました。全て 手で 切るため、真っ直ぐ、かつ 直角 に切るために、ソーガイド は必 須で非常に助かりました。
棚板と引出し底板の「大 入 れ」や扉の端面と取っ手の 加工 は、切粉が掃除機で吸引で きる トリマーを使います。
引出の底板は安価で強度 があ るMD合板、側板は軽さと 滑り をよくするため桐集成材、 正面 板は、ラジアタパイン集成 材を 使いました。引出しの接触 面は 細かいサンドペーパーで磨 いて おきます。
「皿取錐と埋木錐」と「ド リル ス トッパー」で木ねじの下穴 加工 行います。正面の仕上げ は、埋 木錐でダボを作って埋め込 み、 余りは「あさり」のないZラ イフ ソークラフトでカットしま し た。
棚の開閉は、Φ26のキャ ッチ 付きスライド蝶番を使いま す。 写真のは半かぶせです。取 っ手 はトリマーのサジ面ビット を使 い、幅10cm、指が掛か るよ う2~3mm残す所まで掘 り込 みます。
一番右端のスペースは、 余っ た木端の長尺物を立て掛け て収 納するために天板に直径1 5c mほどの穴を、ハードイン パル ス 木工ペッカーを使ってく り抜 いています。
取っ手の出っ張りを無く しフ ラットな面を強調して、壁 との 一体感が表現できました。 2月 から制作を始めて、5月連 休ま での休日を利用してようや く完 成しました。
その他の工具
トリマー、電動ドリル、スピードコントローラ、ドリルスタンド、フォスナービット(Φ26)、皿取錐と埋木錐ドリルセット、ドリルストッパー、トリマービット(サジ面、コロ付ぎんなん、Φ3、Φ16ストレート)
あたり!様、ご関心頂きありがとうございます。手順9の写真を入替えましたのでご参考ください。板厚14mmでは若干指の掛かりが狭いのですが、摺動面に細目サンドペーパーをよくかけて市販のすべロウなどの潤滑材を塗ると劇的に滑りがよくなります。ただ引出しの幅の隙間は収縮を考え大きく取ったのですがガタがありすぎて引出すときにカクツキます。左右合わせて2から3mm程度で十分かと思います。