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木工作品集
図面のダウンロード方法
○ 硬貨選別貯金箱
W 204×H 153×D 59
画 像
組立順序
硬貨の直径の違いを利用して選別する貯金箱です。底板はスライドして外せるようにしています。上のふたもはめ込んであるので外せます。
うまく所定の位置の硬貨が落ちるように三角柱の位置調整が必要です。
硬貨の直径(mm)は、下記の通りです。
1円
50円
5円
100円
10円
500円
20
21
22
22.6
23.5
26.5
写真の作品は、選別部分を傾けて製作しています。もでりん図面は、全体を傾けた図面となっています。
前面の穴は、硬貨がどのくらい入っているか確認するための穴です。この穴は1円の直径より小さい直径19mm以下にします。
手前は底板です。穴は外す時、指先を引っ掛けるためにあけています。
1.本体
仕切り(14)~(18)の角を右図の寸法で切断します。
1-1
(11)に(12)と(14)~(18)を接着剤で固定します。(14)~(18)の向きは[1-1]で切断した方を(11)側にします。
1-2
(11)に(3)を接着します。
1-3
2.選別部
竹ひご(1)を半分に割り(10)に接着します。(4)を(10)に接着します。
(1)は硬貨との摩擦抵抗を減らすためと(2)で硬貨の向きを変えやすくするために必要です。
2-1
(10)に(2)を両面テープで仮留めします。
仮留めする位置は、硬貨を当てながら決めます。
例:一番左の(2)の位置は1円が(2)に当たらず50円が当たるようにします。
(2)の材質はヒノキになっていますが、プラスチック(塩ビ等)のように硬く滑りやすいものの方が長持ちします。
2-2
[1-3]に[2-2]を固定します。
ここで各硬貨を転がし所定の場所に落ちるか確認します。
ここでは500円の確認はできません。
2-3
3.投入口
(9)を図の様に切り欠き、投入口を作ります。
左のけがいた線の部分は斜めに切断します。これで500円硬貨が所定の場所に落ちます。(直角に切断すると500円が途中で止まってしまいます。)
3-1
[2-3]に(9)と選別部[2-2]を接着します。
3-2
これに(19)、(20)を[3-1]の切り欠きに合わせ接着します。(8)を[4-2]の状態でテープなどで仮止めをします。
ここで投入口から各硬貨を転がし所定の場所に落ちるか最終確認します。
うまく所定の場所に落ちない場合は、(2)の位置を調整します。
(2)の位置が決まれば接着剤で固定します。
3-3
4.完成
(11)に(13)と(6)を接着します。
4-1
画像の写真の様に穴をあける場合は、先にあけます。木工錐で板の厚さ半分まであけ、板を裏返してあけると綺麗になります。
(8)に(13)を接着します。これを[4-1]に接着します。
4-2
[4-2]に底板(5)を差し込み、(8)に(6)を接着します。(21)を(8)と(11)に接着します。
(6)と(21)は(5)に接着剤が付かないように注意しましょう。
ふた(7)をはめ込み完成です。
4-3
木取図