59 テーブル4 の例 天板・支柱・台座の各結合部をボルト留めにしています。



W 600 × H 700 × D 500

組み立て順序
 (立体図の数字は木取図の部材の番号です。数字に下線があるものは、それを取り付ける板の厚さを考慮した長さで材料を切断した方がよいものです。2×4材等は、板の厚み×幅が正確に 38×89 mmでない場合があるため。ただし、この作品に関してはあまり精度を必要としないため、数字に下線をつけていません。また、ネジ留めする時の各部材の固定(クランプ等による仮留め等)方法を工夫して下さい。)
 
1.台座
 (5)(6)を組み合わせたとき重なる部分を切り欠きます。[1-1]
 (6) 2枚の間に(3) 2枚をはさんで固定します。台座と支柱を木ネジで留める場合は、(3)を 4枚使用し、内側 2枚は、接着剤のみで固定します。[1-2]

各2枚分切り欠きます。


黒い点は、木ネジで留める位置です。
1-1 1-2
 (5) 2枚の間に(3) 4枚をはさんで固定します。[1-3]
 図1-2,3 でできたものを組み合わせ固定します。[1-4]
1-3 1-4
 
2.支柱
 (4)の4角を切り欠きます。[2-1]
 (4)を(2) 4本ではさんで固定します。[2-2]

木ネジが重ならないように注意して下さい。
白い点は、鬼目ナットを埋め込む位置です。
2-1 2-2
 
3.組み合わせ
 台座と支柱を組み合わせ、ボルトを貫通させる穴を開けます。使用するボルトは、M8が適当と思われますので穴の径は、8.5 〜9.0 mmにして下さい。[3-1]
 ボルトとナットで図のように固定します。(6)に鬼目ナットを埋め込むと取り外しが楽になります。(平座金・バネ座金・ナットが不要になります。)[3-2]
 


黒い円は、ボルトを貫通させる穴を開ける位置です。
3-1 3-2
 
 まず(1)を支柱にのせ、木ネジ2本で仮留めをします。残り2カ所を皿ボルト(M8)を貫通させる穴を開けます。深さは、支柱に鬼目ナットが埋まる位にします。木ネジを外し、(1)を外します。鬼目ナットに合う穴を支柱に開け、鬼目ナットを埋め込みます。
 (1)を支柱にのせ、皿ボルトで固定します。残り2カ所も同様に穴を開け鬼目ナットを埋め込みます。
 最後に(1)を皿ボルト 4本で固定して完成です。[3-3]
3-3 3-4
 
木取図
 

直前のページへ