11 本棚(文庫本用) の例 ここでは、3段のものについて説明します。



W 400 × H 635 × D 181


文庫本の大きさ 105 ×148 (A6)

組み立て順序
 (立体図の数字は木取図の部材の番号です。数字に下線があるものは、それを取り付ける板の厚さを考慮した長さで材料を切断した方がよいものです。2×4材等は、板の厚み×幅が正確に 38×89 mmでない場合があるため。ただし、この作品に関してはあまり精度を必要としないため、数字に下線をつけていません。また、ネジ留めする時の各部材の固定(クランプ等による仮留め等)方法を工夫して下さい。)
 
1.天板、棚板・底板
 天板:(4) 2枚を(2)に取り付けます。(2)の位置は(4)の端より 19 mm(側板の厚み分)内側にします。[1-1]
 棚板・底板:(5) 2枚を(2)に取り付けます。同じものを3つ作ります。[1-2]


黒い点は、木ネジで留める位置です。
1-1 1-2
 
2.側板と天板・底板
 (3)を図1-1でできたものと図1-2でできたものに取り付けます。
 木ネジで留める位置は、図1-2 の木ネジと重ならないように注意して下さい。(点線で囲んだ部分)
2-1 2-2
 
 棚板2枚を取り付けます。木ネジで(3)と(5)を留めます。各段の高さは、180 mm にしています。
2-3
 
3.裏板
 裏板を細い釘で留めます。

 黒い点は、釘を打つ位置です。釘で留める位置は、図1-2 の木ネジと重ならないように注意して下さい。(点線で囲んだ部分)
3-1
 
木取図
 

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