くらし応援

 普段の生活でちょっとしたことに「のこぎり」が役立ちます。
 
 ○ のこぎりで一工夫
 
  • 竹の照明
  • ミニ門松
  • スノコで棚
 門松の他にも、竹を切るだけで様々な竹の照明が作れます。ロウソクを使用する場合は、火傷や火災には十分注意してください。
竹の照明1   竹の照明2
1.上部を斜めに切断した竹に水を入れ、ロウソクを浮かべます。
2.ロウソク立てにロウソクを立て、上部を斜めに切断した竹をかぶせます。
3.アロマポット
 台にロウソクを載せ火をつけます。竹の節を抜いたところに皿を載せます。皿にアロマオイルを入れます。
  4.ロウソク立てにロウソクを立て、開口部より入れます。
5.上の節を抜いた竹に電気の照明器具を入れたものです。電源がコード式(AC100V)のものは、コードを通す穴をあけてください。
竹の切断1   竹の切断2
 竹の切断には、「竹ひきのこ240」を使います。
   斜めの切断には、刃渡りの長い「ゼットソー竹挽270」が使いやすいです。竹の皮がめくれないように、根元から先の方にのこぎりを挽きます。
竹の切断3   竹の切断4
  開口部は、まず横方向に切れ目を2か所入れます。    縦方向は、ノミを金づちで叩いて割ります。(ノミがない場合は、マイナスドライバーを使用してください。)
その後割った面をノミまたは木工やすり等できれいに削ります。
 節を抜くには、竹を立ててドライバーを節に当て、金づちで叩いて割ります。木工やすりできれいに削ります。
 ご家庭で簡単に作れるミニ門松です。初めての方も一度試されてはいかがでしょうか。通常、一対作ります。 
ミニ門松   ミニ門松 材料
 材料は、細い竹(直径約3cm)、太い竹(直径約12cm)、葉ぼたん(赤・白)、梅、南天(または千両)、松、花土
竹の切断1   竹の切断2
 細い竹の上になる部分を25°くらいの角度に切断します。竹の皮がめくれないように、根元から先の方にのこぎりを挽きます。
写真ののこぎりは、「ライフソー竹プラ175S」です。「竹ひきのこ240」も使えます。
   下になる部分を平らになるように切断します。
長さ150mm、120mm、90mmに切断し、まとめて紐(または結束バンド)で縛ります。
竹の切断3   竹の切断4
 太い竹を木製Vブロックとゴムバンドで作業台に固定し、切断します。
写真ののこぎりは、「ゼットソー竹挽き270」です。
太い竹がない場合は、適当な大きさの容器で代用します。
   竹の容器に竹と葉ぼたんを入れ、周囲を土でかためます。
松・梅・南天(または千両)を飾り付けて完成です。
 スノコを2枚の脚どうしを向かい合わせます。その脚にスノコの幅と同じ板を載せ、木ネジで固定するだけで棚ができます。棚板の長さは必要に応じ決めて下さい。
すのこの棚   すのこの棚
     
すのこ   すのこに罫書き
 スノコを2枚使用します。板の幅が平行で、板どうしの隙間も平行なものを選びましょう。    2枚とも半分に切断するため、足の真ん中に線を引きます。(計8カ所)
すのこの切断   切断後
 引いた線に沿ってノコギリ「ライフソー木工175S」で切断します。正確に直角切断をするには「ソーガイド・ミニ」を使用するとよいです。    2枚のスノコが半分に切断されました。
棚板の切断   切断した部材
 半分に切断した4枚の内2枚を棚板にします。    棚板の切断が終わりました。
組立1   組立2
 側板に棚板を下から順に木ネジで固定します。    一番上の棚板を固定して完成です。