木工作品集


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 ○ ソーガイド・ミニ用作業台 W 600×H 103×D 125
 
  • 画 像
  • 立体図回転
  • 組立順序
竹の斜め切りガイド 立体図
 
ソーガイド・ミニ用作業台
 
 この作業台の定規1にソーガイド・ミニをセットし、ストッパーに材料を当てて切断すると同じ長さの部材を効率よく切断できます。方法は、下記をご覧ください。
 この作業台とソーガイド・ミニに付属のノコギリ「ライフソー木工175G」では、最大1×4材(木口:約19×89mm)を直角や45°に切断できます。また、定規の高さを変えると2×2材も同様に切断できます。
 ただし、切断する距離が長い場合(例えば1×4材を45°に切断する場合)には2回に分けて切断します。まず手前半分くらいを切断し、一度作業台よりソーガイド・ミニと木材を外します。ソーガイド・ミニを直接1×4材に当てて残りを切断します。
 ノコギリを挽くコツは、通常の挽き方に加え、天板にできるだけ傷がつかないようにノコギリを挽きます。特に切断の終わる少し前からはノコギリを水平にして挽きます。
 図面および写真は右利き用に製作していますが、定規1と定規2の位置を逆にすることで左利き用になります。
 

天板を2つに分けています。理由は組立順序で説明しています。
 
○ 同じ長さの部材を複数切断する方法
  1. 材料の切断位置に線を引き、作業台の天板の上に置く。
  2. ソーガイド・ミニのノコギリを差し込む部分にダミープレートを差し込む。(ダミープレートは、ソーガイド・ミニに付属しています。)
  3. ダミープレートに材料の引いた線を合わせる。
  4. ストッパーを材料端に当て、クランプで固定する。
  5. ダミープレートを外し、ノコギリで切断する。
  6. 切断した材料を外し、天板上のおがくずを取り除く。
  7. ストッパーに材料を当て、ノコギリで切断する。(新たに切断位置に線を引く必要はありません。)
  8. 6~7を繰り返す。
 
ソーガイド・ミニ用作業台 使用時
作業台にソーガイド・ミニ(直角)とストッパーを取り付けた状態
 
ソーガイド・ミニ用作業台 使用時
ソーガイド・ミニとストッパーを使用して直角切断
 
ソーガイド・ミニ用作業台 使用時
作業台にソーガイド・ミニ(45°)とストッパーを取り付けた状態
 
ソーガイド・ミニ用作業台 使用時
ソーガイド・ミニとストッパーを使用して45°切断
 
組立順序 1-1
 材料の切断で特に定規1と定規2は正確に平行にしたいので、電動のテーブルソーやホームセンター等に置いてあるパネルソーで切断するのが望ましい。
 切断する部材の長さにより天板の長さを決めてください。木ネジの面が木材の面より同じか少し下になるようにねじ込みます。
 上図の天板の切断線で切断し、両端の2枚だけにすると直角切断時にノコギリが挽きやすくなります。
 

1.台と天板
 (3)と(5) 4本を木ネジで固定します。

 

  組立順序 1-2

1-1
 
 これに天板(2)を木ネジだけで固定します。
この作業台を使用して天板表面が荒れた場合、天板を裏返して使用するか、新しい天板に取り替えて使用したいため接着剤は使用しません。
 2回目の定規1、2を固定位置は、ここで木ネジで固定した側にします。
 

組立順序 2-1

1-2

 
2.定規
 (4)の上に(1)を接着剤で固定し、(7)を木ネジで固定します。

 (1)の長さを145mmすれば、ソーガイド、ソーガイド・エフ用になります。その場合、定規1と定規2の間を60mmにします(定規1にソーガイドを置き垂直45°切断した場合、定規2が切断されない幅)。また、台と天板の幅も必要に応じ広くするとよいでしょう。
  組立順序 3-1
2-1
 

 [1-2]に定規1と定規2を木ネジで固定します。
まず、おおよその位置に2つを置き、ハッチングした面にまっすぐに切断した板等を当てクランプで固定します。この板に定規1、2を密着させクランプで固定し、木ネジで固定します。その後当て板を外します。
 ストッパーの長さは、50mm以下の部材を切断する場合を考え100mm程度とするのがよいでしょう。

  組立順序 3-2
2-2
 
木取図    
木取図